2013年3月5日火曜日

武藤先生講演会

3月4日に武藤先生の講演会を行いました。
参加者は11名で、みんなでランチを共にしながら歓談し、その後お話をうかがいました。

ー楠の木学園は20年前、「ちょっと発達にきがかりがあるのだけどまわりの方々に理解されない」そのような子どもたちを理解し教育してくれる場をつくろう!という親の願いをもとに設立されました。障がいとはみないで、その子のあるがままをうけとめていくという理念でおこなっています。いじめられた経験のある子に、ここは安心できる場であることを伝え、いいところをみつけほめてあげます。今、発達障害支援法ができ、本来地元の学校で対応できるようになってきたはずなのに、楠の木学園の生徒は増えています。
学園在学中は守られた環境にいますが卒業後は社会に出ます。どのような子でも受け入れ、共に生きる社会であってほしいと願います。
青年が引きこもりになりますと親までもひきこもりになりがちです。地域とのつながりの中でお互いに見える関係をつくっていくことが大事です。健常者と障がい者が共に生きる場、お互い様で感謝しあえる社会がお互いに生きやすい社会ではないでしょうか?ー

いろいろな立場の方が集いましたので、楠の木学園の歴史から教育方針について、そして社会に出てからの支援について、地域との連携について武藤先生よりお話をうかがいながら、私たちが子どもたちをどのように支援できるのか話し合い終了しました。


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